「R-AMS」の活用事例を舗装コンサルタント協会主催の技術講習会で発表しました

 2026年7月、一般社団法人 舗装コンサルタント協会が主催する「新たな道路インフラ整備の紹介と調査技術向上に関する技術講習会」において、当社社員の藤本が、道路アセットマネジメントシステム「R-AMS」に関する発表を行いました。

日本大学理工学部の峯岸教授、酒井重工業株式会社の藤田様による講演

 今回の技術講習会では、日本大学理工学部教授の峯岸先生、酒井重工業株式会社の藤田様による講演も行われました。
 道路インフラの整備をはじめ、舗装技術や調査技術、維持管理に関する専門的な知見や最新の取り組みが紹介され、今後の道路インフラのあり方について理解を深める貴重な機会となりました。

「路面測定業務におけるxROADの活用とR-AMSの構築
~測定データを“使われる情報”へ~」

 R-AMSを活用した実施事例を交えながら、路面測定によって得られたデータを、道路の維持管理や補修計画にどのように生かしていくかについて紹介しました。また、今後求められる道路インフラの効率的な維持管理と、持続可能な道路資産管理のあり方についても発表しました。

道路インフラの予防保全を支援する「R-AMS」

 R-AMSは、道路や空港、港湾、大型商業施設、工場などの舗装状態を客観的に把握・評価し、将来の状態を予測するためのアセットマネジメントシステムです。
 舗装の調査・測定データを蓄積・分析することで、限られた予算の中でも適切な補修時期や優先順位を検討し、道路インフラのライフサイクルコスト(LCC)の縮減につなげます。
 また、非破壊調査であるFWD調査などを組み合わせることで、道路や施設を供用したまま舗装内部の健全性を確認し、予防保全を考慮した補修計画の立案を支援します。

xROADに対応した道路データの活用

 R-AMSは、国土交通省が推進する道路システムのDX「xROAD」に対応しています。
 xROADは、道路の管理、利用状況の把握、調査・計画、整備・機能強化、データ利活用までのサイクル全体をデジタル技術によって高度化する取り組みです。道路に関するさまざまなデータを連携し、維持管理の効率化や高度化につなげることが期待されています。
 今回の発表では、単に路面測定データを取得・保管するだけではなく、道路管理者が補修計画や維持管理方針の検討に活用できる「使われる情報」へと変えていくことの重要性について、R-AMSの活用事例を通じて紹介しました。

当社は今後も、道路・舗装に関する調査、解析、アセットマネジメント技術の向上に努めるとともに、技術発表や情報共有を通じて、安全で持続可能な道路インフラの維持管理に貢献してまいります。

一般社団法人 舗装コンサルタント協会について

 一般社団法人 舗装コンサルタント協会は、舗装コンサルタントの資質および技術力の向上を図り、舗装技術の発展と社会資本整備の増進に貢献することを目的として活動している団体です。
 同協会では、舗装に関する技術や知識の普及・向上に向け、毎年7月に新技術の発表や外部講師による講演を交えた技術講習会を開催しています。本講習会はCPD対象プログラムとして実施され、舗装や道路インフラの調査・設計・維持管理に携わる技術者が、専門知識と最新情報を共有する学びの場となっています。

関連リンク
一般社団法人 舗装コンサルタント協会
R-AMS(道路アセットマネジメントシステム)